太郎坊チャレンジ2025
大会結果報告書

「歴史を駆け抜け、未来を掴め!」

作成日:2025年12月2日(改訂版)

作成者:太郎坊チャレンジ実行委員会

1. 開催概要

1-1. 基本情報

  • 大会名:太郎坊チャレンジ2025
  • 開催日時:2025年10月12日(日) 8:00〜15:30
  • 会場:太郎坊宮(阿賀神社) 石段
    〒527-0091 滋賀県東近江市小脇町2247
  • 主催:太郎坊チャレンジ実行委員会

1-2. 大会の目的と位置づけ

本大会は、1400年の歴史を持つ「勝運の神」太郎坊宮の参道を舞台としたスポーツイベントです。

本年度は、スポーツ庁「スポーツによる地域活性化・まちづくりコンテンツ創出等総合推進事業」の採択事業として実施されました。単なるスポーツ大会にとどまらず、スポーツツーリズムの推進、地域経済の活性化、そして子どもの健全育成を目的としています。

1-3. 主催・後援・協賛

地域企業を中心に、多くの団体・企業様より多大なるご支援をいただきました。

後援

  • 東近江市
  • 東近江市観光協会
  • 八日市商工会議所
  • 東近江市商工会

協賛企業(順不同・敬称略)

本大会は、以下の企業様の温かいご支援により開催されました。

1-4. 特別ゲスト

大会を盛り上げるため、豪華ゲストをお招きしました。

応援団長

森脇健児 氏

ゲストランナー

おばたのお兄さん

ゲストランナー
(世界王者)

渡辺 良治

ゲストランナー
(台湾トップ)

趙 瑞娟
(Jui-Chuan Chao)

特別ゲスト

リアルピース


2. 競技結果

2-1. 出走者実績

2025年大会は、前年を大幅に上回る出走者を迎え、2年目にして大きく飛躍する大会となりました。

項目 2024年実績 2025年実績 増減 増減率
総出走者数 308名 487名 +179名 +58.1%

多くの競技のトレーニングである「階段ダッシュ」を正式競技にすることで、老若男女、誰でもが「チャレンジ」できる競技として、注目を集めることができました。今後、ムーブメント化するであろう「ステアクライミング」ブームの最先端にポジショニングさせることができたと確信しています。

2-2. 部門別リザルト(優勝者一覧)

各部門の優勝者(勝ち称号獲得者)は以下の通りです。

称号 カテゴリー ゼッケン 氏名 都道府県 記録
勝ち男 トリプル男子 A-28 加藤 浩 神奈川県 02:49.21
勝ち男 一般男子 M2-56 石田 諒太 京都府 00:46.60
勝ち男 中学生男子 C-07 田中 大己 滋賀県 01:01.14
勝ち男 小学生高学年男子 H-02 木下 尚哉 京都府 01:19.59
勝ち男 小学生低学年男子 L-01 梶 壮汰 兵庫県 01:35.90
勝ち女 トリプル女子 A-54 池田 美貴 富山県 04:10.67
勝ち女 一般女子 F-20 臼井 文音 兵庫県 01:10.14
勝ち女 中学生女子 C-51 山本 蒼 滋賀県 01:29.21
勝ち女 小学生高学年女子 H-62 永井 絢女 神奈川県 01:29.80
勝ち女 小学生低学年女子 L-58 森 心來 滋賀県 02:09.60
勝ちシニア シニア男子 S-15 渋川 操 大阪府 01:18.15
勝ちシニア シニア女子 S-52 川崎 和代 大阪府 02:04.10
勝ち組 チーム T-03 西村ハム 京都府 05:34.15
勝ち犬 ドッグペア D-10 安達 茉鈴 滋賀県 01:27.55

SJCカテゴリーはエリート部門のため、上記の「勝ち称号」対象外としています。

2-3. 出走者分析

属性分析:多様性と広がりの実現

本大会では「誰でも出走できる」ユニバーサルな大会を目指し、カテゴリーの拡充を行いました。

  • 女性出走者の増加:前年の46名から81名へと約1.8倍に増加。女性が出走しやすい雰囲気づくりが功を奏しました。
  • 年齢層の拡大:下は小学生から上はシニア(65歳以上)まで、幅広い世代が同じ石段に挑戦しました。新設された「シニア部門」も好評を博しました。
  • チーム出走の急増:前年比+127.3%(55名→125名)と、職場や友人同士でのグループ出走が定着。「団結力を高めるイベント」としての価値が認められています。
  • ドッグペアの新設:愛犬と共に挑戦できる新カテゴリーを設立。19組が参加し、「愛犬との絆」を深めるユニークな部門として注目を集めました。

地域分析

  • 滋賀県:128名(38.0%)
  • 近畿圏:234名(69.4%)
  • 広域:関東、東海、北陸、中国、四国、九州など、全国23都道府県からの出走がありました。商圏が東近江市周辺から関西全域、そして全国へと広がりつつあります。

2024年大会との比較

  • 成長カテゴリー:チーム部門、エリート(SJC)、一般女子
  • 課題:小学校低学年男子の出走数が若干減少傾向にあり、次年度への課題となりました。

3. 会場運営

3-1. 開催当日の状況

天候にも恵まれ、秋晴れの下での開催となりました。早朝から多くの出走者と観客が詰めかけ、石段沿いやスタートエリア(成願寺境内)は終日熱気に包まれました。

約2,000名 来場者数
487名 出走者数
約60名 ボランティア

太郎坊宮(阿賀神社)との連携

本大会は、太郎坊宮(阿賀神社)様の全面的なご協力のもと開催されました。

  • 会場提供:参道石段(379段)を競技コースとして使用
  • 御守り:大会特製「勝ち守り」の授与
  • 設備・駐車場:第二駐車場、参集殿等の会場利用
  • 広報協力:神社SNSや参拝者への周知協力

1400年の歴史を持つ「勝運の神」太郎坊宮の聖なる石段を舞台とすることで、単なるスポーツイベントを超えた「挑戦」と「勝利」の価値を参加者に提供することができました。

地域との連携・配慮

大会開催にあたり、地域住民の皆様へ事前にご案内とご理解をお願いしました。

  • 事前告知:近隣住民への開催案内文書の配布
  • 交通対策:臨時駐車場(箕作小学校)の確保、シャトルバス運行による交通分散
  • 騒音対策:ステージイベント・音響の時間帯配慮
  • 安全管理:警備員・交通整理スタッフの配置
  • 地域参加:地元高校生のボランティア参加機会の提供

3-2. ボランティア活動

約60名の地域ボランティアが大会運営をサポートしました。

担当業務 主な内容
受付・荷預り 選手受付、荷物預かり管理
スタートエリア 選手招集、スタート誘導
フィニッシュエリア ゴール対応、給水、誘導
コースマーシャル コース上の安全管理
レーシングセクレタリー 記録管理補助

3-3. 飲食・体験ブース

地元人気店やキッチンカーなど、計11店舗が出店。近江牛グルメ、スイーツ、コーヒーなど多彩なメニューが提供され、来場者のお腹を満たしました。

3-4. ステージイベント

単なる競技大会にとどまらず、観客も楽しめる「スポーツフェスティバル」としての空間づくりを行いました。

  • 法螺貝の音色:大会のスタートや節目に法螺貝が鳴り響き、太郎坊宮ならではの厳かな雰囲気を演出しました。
  • 和太鼓・琉球太鼓:迫力ある生演奏が会場の熱気を高め、選手たちを力強く鼓舞しました。
  • 大型LEDビジョン:石段を駆け上がる選手の様子をリアルタイムで放映し、会場一体となった応援を実現しました。

4. スポーツツーリズム

4-1. スポーツ庁モニターツアー概要

本大会の開催による地域への経済効果を、中京大学・伊藤央二教授の調査協力のもと推計しました。

約845万円 直接経済効果
約1,437万円 総合波及効果(推計)
  • 直接経済効果:出走者および同伴者による交通費、宿泊費、飲食費、買い物代などの直接消費額。
  • 総合波及効果:産業連関表を用いた波及効果(間接・誘発効果)を含めた総額。地域経済に対し、イベント規模に見合った確実なインパクトを与えることができました。

スポーツ庁採択事業として実施したモニターツアーでは、参加者が大会だけでなく、地域の歴史文化や食を体験。「スポーツ×観光」のモデルケースとして有用なデータが得られました。

  • 実施期間:2025年10月11日(土)〜10月13日(月・祝)
  • 総参加者数:14組27名
  • 参加者居住地:東京都、滋賀県、大阪府、神奈川県、長野県、富山県、台湾
区分 プラン名 参加組数 参加人数
前泊プラン プランA:ほんまち前泊プラン〜商店街と銭湯〜 2組 2名
プランB:五個荘前泊プラン〜古民家宿泊〜 3組 3名
後泊プラン プランC:永源寺後泊プラン〜山里の自然で心身回復〜 4組 11名
プランD:ほんまち後泊プラン〜街なかで気軽にリカバリー〜 2組 3名
プランE:五個荘後泊プラン〜商人文化とナイトツアー〜 3組 8名
合計 14組 27名

モニターツアー協力企業・団体・個人(順不同・敬称略)

4-2. モニターツアー参加者満足度

モニターツアー参加者を対象にスポーツ庁指定の調査を実施しました(回答数:20名、7段階評価)。

評価項目 平均スコア(7点満点)
地域資源を有効に活用していた 6.5
心から楽しむことができた 6.4
全体的に満足のいくものだった 6.4
実施地域を再び訪れたいと思う 6.3

【参加者からの声】

  • 「君ヶ畑でのガイディングは唸りました」(40代男性・埼玉県)
  • 「すき焼きが大変美味しく、目の前で作ってくれることに感動した」(30代女性・富山県)
  • 「太郎坊チャレンジは本当に素晴らしい体験でした。心が洗われる感覚を取り戻しました」(30代男性・東京都)

4-3. SNS発信実績

モニターツアー参加者によるSNS発信を追跡調査しました(回答数:10名)。

項目 実績
投稿完了者 10名中8名(80%
1人あたり平均投稿数 3〜5件
いいね獲得数 50〜100件以上/投稿
発信プラットフォーム Instagram、Facebook、YouTube、Threads

【参加者からの声】

  • 「いいね数50件超えました!おばたのお兄さんのファンということが広まって連絡が来るようになりました」
  • 「投稿いいねが上から順番で50,48,88,83,106で、FBはリンク貼って118いいね頂きました」
  • 「階段レースの大会の中でも非常に思い出深いものとなっています。モニターツアーのおかげで近江の街や人と出会えた事が大きかった」

4-4. 地域連携(ガチャフェス)

同日開催された近江鉄道のイベント「ガチャフェス」との強力なタッグにより、地域全体への波及効果が生まれました。

  • アクセス向上と周遊
    • 「近江鉄道全線1日100円乗り放題」により、沿線からの来場ハードルが大幅に低下しました。
    • 大会参加者が帰路にガチャフェス(各駅周辺イベント)に立ち寄るなど、東近江市エリアにとどまらない広域的な周遊・経済効果に貢献しました。

5. 大会評価

5-1. 出走者調査結果

中京大学スポーツ科学部・伊藤央二教授の監修のもと、出走者を対象に事前・事後アンケート調査を実施しました。

調査概要

  • 調査方法:Googleフォームによるオンライン調査
  • 事前調査:大会1週間前に実施
  • 事後調査:大会1週間後に実施(抽選で10名に来年度出走枠プレゼント)
  • 調査内容:出走動機、大会満足度、人生満足度、消費額、観光行動など

主な調査結果

【出走者満足度】(事後調査より、5段階または7段階評価)

  • 総合満足度:4.5以上/5.0の高水準を維持
  • 再出走意向:90%以上が「来年も出走したい」と回答
  • 施設への再訪意図:85%以上が太郎坊宮への再訪を希望

【特に高評価だった点】(自由記述より)

  • 「石段を登り切った達成感」(最多回答)
  • 「太郎坊宮のロケーションの素晴らしさ」
  • 「ボランティアの温かい応援」
  • 「1400年の歴史と最新アーバンスポーツの組み合わせ」
  • 「勝運の神様」という太郎坊宮特有の価値

【出走動機】(プッシュ・プル要因分析)

  • 競技志向:約35% - 「記録への挑戦」「自己能力の証明」
  • 楽しみ志向:約40% - 「スリリングな体験」「思い出作り」
  • 健康志向:約25% - 「健康づくり」「体力づくり」
  • 社会的動機:チーム出走者の80%以上が「職場・仲間の絆づくり」を動機として回答

【消費行動・観光行動】

  • 宿泊:県外出走者の約60%が前泊または後泊を選択
  • 交通手段:自家用車65%、公共交通機関30%、その他5%
  • 観光行動:出走者の約75%が大会前後に地域内での飲食や観光を実施
    • 近江鉄道ガチャフェスへの参加
    • 地元飲食店での食事
    • 観光スポットの訪問
  • 消費額:一人当たり平均消費額データは経済効果推計の基礎として活用

5-2. ボランティアアンケート結果

大会終了後、ボランティア参加者を対象にアンケート調査を実施しました(回答数:23名)。

評価項目 結果
全体満足度 5段階評価で平均4.0以上
次回参加意向 「はい」が70%以上
説明会の有効性 オンライン・現地併用が好評

【ボランティアからの声】

  • 「貴重な体験をさせていただきありがとうございました。楽しかったです」
  • 「荷物に貼るネームシールが受付でもらえていることは非常にスムーズで良いと思いました」
  • 「高校生のボランティア参加は良かったです。もっと多くの高校生にも参加できるように呼びかけが出来れば」

5-3. 出展者アンケート結果

大会終了後、ブース出展者を対象にアンケート調査を実施しました(回答数:7社)。

評価項目 結果
事務局の対応 大満足〜満足
来客数 40名〜150名/店舗
売上 1万円〜10万円/店舗
次年度出展意向 86%が「出展したい」

【出展者からの声】

  • 「飲食ブースが昨年より充実していた。活気が去年とは違った」(八日市清掃)
  • 「去年も珈琲を飲んでくれたお客様が覚えててくださり、来年も美味しい珈琲を楽しみにしてますと言ってくださった」(Petit Cafe)
  • 「凄く活気があるイベントでしたので、その場にいるだけでも楽しい気持ちになれました」(Tappy&Cuppy)

5-4. ステークホルダー評価まとめ

ステークホルダー 主な評価指標 結果
出走者 総合満足度 4.5以上/5.0
再出走意向 90%以上
モニターツアー参加者 総合満足度 6.4/7.0
ボランティア 次回参加意向 70%以上
出展者 次年度出展意向 86%

6. 経済効果・広報実績

6-1. 経済効果推計

本大会の開催による地域への経済効果を、中京大学・伊藤央二教授の調査協力のもと推計しました。

約845万円 直接経済効果
約1,437万円 総合波及効果(推計)
  • 直接経済効果:出走者および同伴者による交通費、宿泊費、飲食費、買い物代などの直接消費額。
  • 総合波及効果:産業連関表を用いた波及効果(間接・誘発効果)を含めた総額。地域経済に対し、イベント規模に見合った確実なインパクトを与えることができました。

6-2. メディア掲載

テレビ

  • 東近江ケーブルネットワーク(東近江スマイルネット):大会の様子を放映。地域密着型のイベントとして、詳細な取材と放送が実現しました。

新聞

  • 中日新聞:大会結果を掲載
  • 滋賀報知新聞:地域のスポーツイベントとして紹介
  • 京都新聞:太郎坊宮でのユニークな取り組みとして注目

スポーツイベントとしてだけでなく、地域のユニークな取り組みとして3紙に掲載されました。

6-3. SNS・動画発信(リアルピース コラボ)

大人気YouTuberグループ「リアルピース」とのコラボレーションにより、若年層・ファミリー層への認知が爆発的に拡大しました。「滋賀県編」として公開された4本の動画は、大会の魅力と地域の魅力を強力に発信しています。

【リアルピース「滋賀県編」コラボ動画】(2025年11月30日時点)

動画タイトル 再生回数
【滋賀県!その1】700段の階段ダッシュしに行ってみた!まずは、日本一のすき焼き食べる回! 31,888回
【超白熱!心理戦ババ抜き】滋賀県その2!この勝負どうなる? 25,496回
【お酒飲んで語ってみた!】滋賀県その3 33,705回
【アイドルが階段ダッシュ!】滋賀県その4 61,960回
合計 153,049回

公開から約1ヶ月で15万回超の視聴を記録。これらの動画を通じて、太郎坊宮と東近江市の魅力が全国のファンに届けられました。


7. 収支報告(概要)

7-1. 収支概況

  • 収入:エントリー費収入、企業協賛金、およびスポーツ庁補助金を財源として運営。
    • エントリー費収入:487名の出走による収入
    • 企業協賛金:27社から総額約311万円の協賛(プレミアム7社、スタンダード2社、ライト15社、物品3社)
    • スポーツ庁補助金:令和7年度スポーツによる地域活性化・まちづくりコンテンツ創出等総合推進事業
    • こども未来チケット:まちづくりネット東近江市の協力により、経済的理由でスポーツ参加が困難な子どもたちへの参加費支援を実現
  • 支出:安全管理、計測システム、ゲスト招聘、プロモーション、会場設営等に充当。
  • 評価:スポーツ庁の採択事業となったことで事業規模が大幅に拡大。27社の協賛企業からご支援をいただき、地域密着型イベントとして健全な収支バランスを保つことができました。

8. 総括と今後の展望

8-1. 成果

2025年大会は、出走者数が約1.6倍になるという「量的拡大」と、SJC第3戦としての競技レベル向上という「質的向上」を同時に成し遂げました。また、チーム出走の定着により、「個人の挑戦」から「仲間の絆」へと大会の価値が広がりました。

主な成果指標

指標 結果
出走者数 487名(前年比+58.1%)
出走者満足度 4.5以上/5.0
再出走意向 90%以上
経済効果 約1,437万円(波及効果含む)
メディア露出 テレビ1局、新聞3紙、YouTube 15万回再生

8-2. 課題と改善点

  • 収益構造の自立化(脱・補助金依存)
    • 補助金に依存しない、持続可能な運営モデルの確立が急務です。企業協賛の拡大に加え、独自の収益源確保が必要です。
  • スポーツツーリズムの収益化
    • モニターツアーを一過性のイベントで終わらせず、販売可能な旅行商品へと昇華させる必要があります。
  • エンゲージメントの維持(関係人口の強化)
    • 大会当日だけでなく、年間を通じた接点の創出(練習会の定期開催、コミュニティ化など)が課題です。
  • キッズ層の集客:特に小学校低学年男子の減少に対するテコ入れが必要です。
  • オペレーション:規模拡大に伴う混雑緩和や、よりスムーズな進行管理に向けた改善が求められます。

アンケートから得られた具体的改善点

2025年大会の各種アンケート結果から、次年度に向けた具体的な改善項目を抽出しました。

8-3. 2026年に向けて

次年度に向けて、以下のビジョンを掲げます。

  1. 持続可能な運営体制の構築
    • 旅行商品の開発と外販:モニターツアーの成果を活かし、スポーツツーリズムを本格的な事業の柱へと育成します。
    • マーケティングの高度化:参加者データを活用し、リピーター育成と新規層獲得を戦略的に行います。
  2. コミュニティの深化(メンバーシップ化)
    • 定期練習会の開催:大会以外の時期も太郎坊宮に集う機会を作り、参加者同士の絆を深めます。
    • メンバーシップ制度の検討:ファンクラブ的な組織を立ち上げ、継続的に関与できる仕組みを検討します。
  3. 社会的価値の追求
    • 「こども未来チケット」の拡大:経済的理由でスポーツを諦める子どもをゼロにするため、支援の輪をさらに広げます。
    • 女性出走比率 20%超えへ:女性がより楽しみやすいカテゴリーやサービスの拡充を図ります。
  4. インバウンド・観光連携の強化:「勝運の聖地」としてのブランドを確立し、海外からの出走者や観光客の誘致を強化します。

太郎坊チャレンジは、単なる階段競走ではなく、挑戦するすべての人を応援し、地域を元気にするプラットフォームとして、今後も成長を続けてまいります。


9. 謝辞

本大会の開催にあたり、多くの皆様にご支援・ご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。

来年もまた、太郎坊の石段でお会いできることを楽しみにしております。